衝撃のブリード個体

衝撃のブリード個体
5月1日夜の出来事
今まで国産カブトムシから外国産カブトムシの飼育してきましたが、どの種類のカブトムシもそれなりの難しさはあります。
その中でも一番、アトラスオオカブトムシ・コーカサスオオカブト等のカルコソマ属のブリードを苦手としていました。
産卵から羽化させることは別にそれ程難しくありませんが一番の魅力の長角をだすことです。
以前何度かブリードチャレンジしてきましたが角が短い個体ばかりでした。
クワカブ仲間の話でも短い個体しかでないという噂もあり、また以前はイベント用のアトラスオオカブトムシ等格安で入荷してたので、そこまでブリードの拘り持ちませんでした。

しかし圧倒的な3本角の長角と個体の大きさは魅力的で憧れの個体であることは確かでした。
近年、ワイルド便の入荷個体も減少傾向と価格も高騰していることもあり、2年ほど前にオークションでジャワコーカサス幼虫を10頭程購入しブリードしていました。
SNS投稿やオークションでも長角個体を度々見かけるようになり、ブリードでも長角出ないことはないと確信し試行錯誤で幼虫をブリードしてきました。

飼育ケースごしに見える蛹からして長角の気配が感じられるケースがありましたので羽化を楽しみにしていましたが羽化する事なく蛹で死んでしまいました。
ただ長い期間幼虫も見えないし蛹室も見えない飼育ケースを我慢できず、恐る恐る掘り出しました。
上からゆっくりマットを取り除いていくと何やら蛹室の固まりを感じられ思いっきり穴を開けてみるとなんと!


黒光りの個体がしかも長い角!
さらに掘り出してみると


立派な長角を持つジャワコーカサスオオカブトムシの♂でした。



久々の感動個体
初めてオオクワガタやヘレクレスオオカブトムシを羽化させた頃と全く同じ感動と達成感でした。
これがあるからクワカブブリードはやめられません。


今後が楽しみです。